tak’s interest

興味を持ったモノ・コト・ヒトをご紹介。

COVID-19のある世界について考える(自分が見て考えているもの)

※ 1 特定の個人や団体を批判するものではありません
※ 2 違うと思ったらなんで違うと思うかを教えてくれると嬉しいです
※ 3 関連事項の直接的なプロでも何の人でもない。個人の感想です。

COVID-19の話題で具合が悪くなったり、気持ちがすごく落ち込んでしまう人は調子が良いときに読んでもらえればと思います。
知ろうとする気持ちも大事だと思うけど、知らないでおくのも心の自衛になるので、こういうのを読まない選択もあります。そういうときは知っていることを気を付けていきましょう。
誤りがある可能性があるので内容は注意してご確認ください。
話題に入る前にちょっと空けます。




 

 

 








いくつかのトピックに分けて書きました。

1 "ただの風邪"?
2 緊急事態宣言の是非
3 相反する2つ
4 現状は?

1."ただの風邪"?

個人的にたまに目にする気がしている"ただの風邪"説。
個人的には、"ただの風邪"じゃないんじゃないかと思うので考えてみました。

a 症状
・ 年がら年中体調は崩す+検査を受けれていないので自分としては実際はわからないですが、症状は非常に多岐にわたる"らしい"です
・ 主な症状は発熱、咳、息苦しさ、倦怠感
・ 無症状の人もいる
・ 実際なるとしんどくても軽症に分類されるものもある
・ 重症化、死亡するケースも確認されている
・ 風邪は風邪症候群
→ インフルエンザの方が風邪よりやばいのでインフルエンザは検査をして確定診断する
感染症として記憶に新しい鳥インフルエンザより感染者数・死亡者数も多いらしい
一般社団法人 日本感染症学会 感染症クイックリファレンス

www.kansensho.or.jp


・ 潜伏期間が長い
1~14日(厚生労働省の回答では1~12.5日)
平均は5.8日
・ 発症の2日前に感染力が高まる
→ 体調悪いなと思って陽性だった時には既に一番移しやすいタイミングが発生してしまっている


b 対策
主に感染経路として知られているのは飛沫感染接触感染
・ 病床数の確保は進んでいるようです
→ 軽症者や無症状者も陽性なら隔離(もしくは自宅待機)
→ 但し、現時点での感染者数増加には病床数ひっ迫の危険性を危惧している
・ まずは感染拡大の当初から言われ続けている手洗いやうがい・洗顔や咳エチケット、換気、心の距離ではなく身体での距離をとる(フィジカルディスタンス)も継続していくことは必須です
これからわかる予防策もあるかもしれないので、まずはできることをやるようにできると良いと思います


・ 濃厚接触確認アプリ
新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA) COVID-19 Contact-Confirming Application

www.mhlw.go.jp


もともと多くのところで言われていた8割接触減により感染拡大防止というのはこういうことみたいです 。
1 ウィルスの感染力に対して感染防止として接触の機会を減らす(インフルエンザになったら会社や学校を休む的な)
2 ウィルスの感染力(基本再生産数、下で書きます)に対して、接触の機会減の基準として示されたが8割
3 全体が同じ行動で接触減できた場合の6割で済むが、人によって行動が変わるため、より強い注意として8割の呼びかけ


ここの3のように行動がつかめないと対策もブレてしまうので、感染確率の高い濃厚接触者の経路確認をしているように思います 。


c 基本再生産数
・ R0とかいう難しそうなやつです(なので下のを読んでね)
・ 詳しくない人が調べたなんとなくの理解で言うとウィルスの感染力そのもの


例えば…
普通に暮らしていると感染者が他の人に移してしまう人数
けど、状況や環境によっても実際の感染の広がり方は変わるので『実効再生産数』で感染が拡大しているかどうかを見るみたいです 。

つまり、基本再生産数が高ければ高いほど人に移りやすいということのようです。

上の3つのことから症状が重くなりやすくて気を付けていても感染しやすいものが広がっていると考えると"ただの風邪"とはちょっと違うのかなと思っています。 

 


2.緊急事態宣言の是非

緊急事態宣言が必要だったかと言われていますが、
個人的には、感染予防の対策としてはありだった気もしますが、経済対策については後手に回ってしまった(各社の判断で仕事をせざる得なかった)と思います。 
ただ、これは結果論のようにも思うので、誰のせいでもなく反省点と次にどうするかが課題だと思います。

a 行動の個人差

・ いわゆる自粛期間の間にも行動に個人差はあったように感じます
絶対的な予防策が出ていないので自分のできるでの自衛と感染予防(移らない+移さない)を大前提に行動できると良いのかなと。 
ただし、それでも完全な行動制限とはならないので『やれたらやる』ではなく『無理のない範囲で最大限にやる』というのも大事なのかと思います。 

 

・ 『不要不急』という表現に気を付ける
「不要不急の行動を制限してください」と言われても、自分の中の不要不急と周りの人の不要不急が解釈が違ってしまえば、みんなの行動は同じにならないと思います。 
個人的には、相手の不要不急だと思うものに理解を示し、予防対策の共有や可能な代替案を一緒に考えていくことが大事だと考えています。 

b 仕事としてのリスク差

・ 同じ業種でも経営者などが違えば、働き方やそれに伴う行動も多様性が出てくるのかと

・ その上で仕事をしなければいけない業種も様々あるのかと
1 社会全体または地域として、継続しなければいけないもの
2 生活(主に個人の経済活動)のために継続しなければならないもの
3 従前の形で継続をしないと経営圧迫となってしまうもの
4 既に感染を予防した状態で事業を継続できるもの

どこもできる形として対応している(または対応しようとしている)ことへの理解が必要なのかなと思います。 
ニュースで出るような業種はどこもリスクが高く、(少なくとも周りの話を聞く限りは)自分たちなりの対応をしているんだということを話を知りました。 
個人的には、1の方々には感謝して生活が必要なのかなと思ってなるべく家にいるようにしています。

対策や補償に対しての不満や不安で批判などが目についてしまいますが、
緊急事態宣言という言葉だけでなく『何をするためのどういうものなのか』を個人や団体、地域や行政でのすり合わせが必要だと思います。


この文を書いている理由も自分ではこう思っているということを知ってもらいたい+周りの人はどう考えているのかを知りたいと思い書いています。
より重点的な対策を考える機会が増えればと思いますし、少しでもわからないことの不安を減らせればと考えています。 


3.相反する2つ

まずは前提として対立ではなく共存の姿勢が敵対感を減らすことに繋がるのはないかと思います。


a 感染予防と経済
みんなの共通認識として非常にバランスが難しい問題でもあり、なかなか意思表示をするのも躊躇われるものかと思います。 
個人的に1番こわいと思っているのはそれぞれが2極化してしまい、極端な意見だけに焦点が当たってしまうことです。


1 感染症に気を付けながら仕事をする
2 自分や周りの人を守る行動をとる

 

個人的には、この2点が非常に重要だと思っていて、それぞれにできる限りでやることは違うと思っています。


それは個人の心情や環境によっても変化するものだと思うので、極力敵対的な言葉を発しないようにそれぞれを理解"しようとする"ことが大事なのかと思います。 
そして、自分の心情や環境に一番寄り添えるのもその人自身のことも多いかと思うのでできるだけポジティブな可能性は多く持てればと考えています。 

b ウィルスと不安
みんなが思っていることだと思うので、あえて書いておきます。 
敵はウィルスと不安だけだと思います。 
見えないものに押しつぶされないように負担の少ない範囲で何かを始めることで防衛的に昇華できることもあります。
無理に何かをしようとしないことも選択の1つです。 
気持ちがつらくなってしまうとなかなか戻るのは時間がかかるのでどうかそうなってしまわないように自分ができることを選んでもらえればと思います。 

c 自分と他人
自分と他人はそれぞれ環境が違って感じ方も共通する部分もあり、そこに対する考え方も違うこともあるということを実感しています。 
ただ違うことを嘆いていても発展はしないので『自分は自分、他人は他人』というのが心の負担が軽くなります。


多くを望まないことはそれだけ負担も軽くなりますが、どうしても足りないものを望んでしまう気持ちもすごくわかります。


中国の思想家の『足るを知る』という言葉の重要性に気づかされました。 
またこの言葉には続きがあり、それが次に繋がる大事な言葉でもあると感じました。 
なので、まずは自分が自分であることを大切に比較をして自らを虐げてしまわないように大事にしてほしいなと思いました。


そのうえで人に押し付けすぎないことも大事にしてほしいなと思います。 


4.現状は?

とにかくこれからが大事だと思うので、これからを考えるために現状個人的に大事だと思っているものを書いておこうと思います。 

 

a クラスター対策への反応について 
これはもうずっと言われていることですが、クラスターとなってしまう危険性のある場所は相対的に発生するものだと思っています。 

このクラスターの発生するものと思われてしまうところはすでに自分たちが認識して動いてると思っています。 
なので、必要とされているのは批判ではなく、具体的な対策と提案であると考えています。


これはもうずっと言われていることですが、クラスターとなってしまう危険性のある場所は相対的に発生するものだと思っています。


批判は必要ではなく具体的な提案が必要になると思っています
人の気持ちになるのは難しいですが、人の気持ちを考えるために1度立ち止まることも必要なのかと思いました。


直接的な対策ではなくごくわずかな一部が取り上げられているだけかもしれませんが、周囲から追い込まないことを再認識したいなと思います。 

b 実効再生産数を見る 
トピックの「1.b.対策」にも書いたのですが、濃厚接触の確認アプリでも現在のところでは数値が上がってきていない状況のようです。 
感染者数は報告値が増えていますが、母数も変化しているため、そのことが個人での捉え方に大きく影響を与えている気がします。 

常に気にしながら数字を行っている方も多くいらっしゃると思いますが、
東洋経済ONLINEでも日時の感染者数が更新されており、
ビジュアル的に見やすくもあり数字が正確である前提と捉えると
今のウィルスが平均的にどのペースで広がっているかを示す『実効再生産数』が緊急事態宣言解除後からは基本再生産数に近い形に推移しているため、
病床数に現状余裕があるならば、なるべくその余裕は確保したまま、再度減らせるようにウォッチ(+可能なら対策)できれば行動の判断材料になるのかなと思っています。


なので、個人で選べる選択肢の判断材料として、もしまだあまり見たことがない方がいれば、実行再生産数を見てみる対象とするのもありかなと思います。 

東洋経済 ONLINE 新型コロナウイルス国内感染の状況

toyokeizai.net



c 濃厚接触確認アプリ
上記のトピックの「1.b.対策」でも書いた濃厚接触の確認アプリを使用しています
APIの仕組みを使ったアプリとなっているようで、元の部分で位置情報など提供しないようにプライベートな情報を含まないような作りになっているとのことです。 

それぞれのAPIについて共通部分を中心書かれた記事(IT Media)

www.itmedia.co.jp



インストールはそれぞれの判断になっていますが、多くの人が使うことで意味を成す機能であるので周りの人が安心して過ごせるためのシステムとなることを願っています。 

最後に
長くなりましたが、最後まで見ていただきありがとうございます。 
書かれているものは自分の主観が多く含まれたものになっていると思います。 
だからこそ、自分で選ぶものを大事にしてほしいと思います。 
自分と相手を守れる何かを考えるために何かできることがあればなと。 

自分と明日と大事なものを守るためにまずは手洗いやうがい、除菌などを習慣として続けていきましょう。 
ありがとうございました。